Aqua de Désert

日本は「高福祉・高負担」への道のりを歩むのか。私は避けられない道だと思う。お年寄りの数は増え、働く世代の人口は減る。単純に考えても、お年寄りをサポートするだけの負担はやむを得ないだろう。

 しかし、今のままではそれが成功するとは思えない。仮に医師と病院の数が今の3倍になったとしよう。前述のお年寄りはそれでも、福祉が充実したとは感じないだろう。家族、地域というコミュニティーが崩壊した今の日本で、高福祉の政策が福祉の充実につながるとは限らない。

 社会を平等に支えるという思想があるからこそ、誰もが受益者であり負担者でもある「高福祉・高負担」が成り立つのだと思う。制度に平等の思想がない以上、高負担に不満が集まるのは当たり前だ。

社会保障、日本に「愛」と「平等」を:日経ビジネスオンライン
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